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軽さと乾きやすさを重視するならマイクロファイバー、綿のふんわりした使い心地を重視するならパイル地(綿)のバスタオルが候補になります。同じ60×120cmで比べると、メーカー公式の重さはマイクロファイバーのカラリポコが210g、綿のニトリのバスタオルが約320〜360gでした。「吸水力〇倍」という数字はメーカーごとに比べる相手や条件が違うので、数字だけで決めず、使う場面で選ぶのがおすすめです。
更新日: 2026年10月8日(内容を全面的に見直し、マイクロファイバーのバスタオルの記事3本の内容をこの記事にまとめました)
パイル地とマイクロファイバーは、何が違う?
いちばんの違いは素材です。
- パイル地(綿): 綿の糸を輪の形(パイル)に織った生地です。一般的なバスタオルの多くはこの作りです。
- マイクロファイバー: ポリエステルやナイロンなどの、とても細い化学繊維で作った生地です。たとえば、シービージャパンの「カラリポコ バスタオル」の素材は、メーカー公式によるとポリエステルとナイロンです。
| 項目 | パイル地(綿) | マイクロファイバー |
|---|---|---|
| 素材 | 綿(天然の繊維) | ポリエステル・ナイロンなど(化学繊維) |
| 重さ(60×120cmの例) | 約320〜360g(ニトリ公式の2商品) | 210g(カラリポコ、メーカー公式) |
| 肌ざわり | 綿の糸の輪がつくる、やわらかな感触 | メーカー(カラリ)の説明では「マシュマロのような肌触り」 |
| ふき方 | ふつうにふく | メーカー(カラリ)は「ゴシゴシと拭かず、そっと肌に当てる」ふき方を説明している |
肌ざわりは好みが分かれるところです。綿の感触に慣れている人は、マイクロファイバーの感触が合うかどうか、店頭などで一度触ってから選ぶと安心だと私は考えています。
吸水力と乾きやすさは、どっちが上?
同じ条件で、パイル地とマイクロファイバーの吸水量や乾く時間を測った公的なデータは、今回見つけられませんでした。そのため、この記事ではどちらが上と言い切りません。
メーカーや販売店の表記には、次のようなものがあります。
| タオル | 素材 | 吸水力の表記 | 出どころ |
|---|---|---|---|
| カラリポコ バスタオル | ポリエステル・ナイロン | 「吸水力は綿の5.7倍」 | シービージャパン公式 |
| バスタオル卒業宣言 | 綿100% | 一般的なタオルの約5倍 | 販売店(リージョネット三重) |
どちらも「〇倍」と書かれていますが、比べる相手(綿の何か、一般的なタオル)も測り方も別々です。この2つの数字を並べて、どちらが吸うかを決めることはできません。どちらの数字も、私が測ったものではありません。
乾きやすさは、素材だけでなく、生地の量(重さ)や干し方でも変わります。私は自宅で、綿のタオル「バスタオル卒業宣言」を約1年使っています。時間は計っていませんが、家にあるほかのバスタオルよりはるかに早く乾きます。綿でも、薄くて小さいタオルなら乾きやすいと感じています。
重さで比べると、どれくらい違う?
同じ60×120cmのバスタオルを、メーカー公式の重さで並べました。
| タオル | 素材 | 広げたサイズ | 重さ | 数値の出どころ |
|---|---|---|---|---|
| カラリポコ バスタオル | ポリエステル・ナイロン | 60×120cm | 210g | シービージャパン公式 |
| ニトリ ベーシックな抗菌防臭 バスタオル(WS001) | 綿100% | 60×120cm | 約320g | ニトリ公式 |
| デコホーム 乾燥機対応 バスタオル(IW6) | 綿100% | 60×120cm | 約360g | ニトリ公式 |
| バスタオル卒業宣言(本多タオル) | 綿100% | 約33×100cm | 100g | 私の実測(サイズは販売ページの表記) |
同じサイズで比べると、カラリポコはニトリの2商品より110〜150gほど軽くなっています。重いタオルは生地(糸)の量が多いので、たっぷり水を含みやすい一方で、干したときに乾くまで時間がかかりやすいと私は考えています。
卒業宣言はサイズが小さいので、そのまま重さを比べることはできません。サイズの違うタオルの重さの比べ方や、匁(もんめ)からグラムへの計算は、バスタオルの重さは何グラム?にまとめています。
自分には、どっちが向いている?
使う場面ごとに、私の考えをまとめました。
| 使う場面 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 自宅で、ふんわりした使い心地を楽しみたい | パイル地(綿)の厚手 | 綿の感触が好きな人向け、重さがあるぶん乾くまでの時間は長めになりやすい |
| 部屋干しが多く、早く乾かしたい | マイクロファイバー、または薄手・小さめの綿のタオル | 生地が軽いほうが、干したときに乾きやすいと考えられる |
| ジム・旅行で持ち歩く | マイクロファイバー、または小さめの綿のタオル | 軽く、かさばりにくいものが向いている |
| 肌ざわりを最優先したい | 実際に触って選ぶ | 綿とマイクロファイバーは感触が違い、好みが分かれる |
ジムや旅行で使うタオルの選び方は、速乾タオルの選び方で詳しくまとめています。
髪をふくタオルを、マイクロファイバーと綿のどちらにするか迷っている人は、ヘアドライタオルの選び方も参考にしてください。
それぞれの気になる点は?
パイル地(綿)の気になる点
- 厚手のものは重く、60×120cmで300gを超えるものもある(上の表)
- 生地が多いぶん、乾くまでに時間がかかりやすい
マイクロファイバーの気になる点
- 綿とは感触が違うので、好みが分かれる
- 乾燥機・アイロン・漂白剤が使えるかは商品によって違うので、取扱い表示を確かめる必要がある
吸水力を落とさないには、どう洗えばいい?
今治のタオルメーカー IKEUCHI ORGANIC は、タオルのお手入れについて次のように説明しています。
- 柔軟剤は、繊維をコーティングして吸水性が下がるおそれがあるため、タオルには使わないほうがよい
- タオルとほかの衣類は分けて洗う
- 洗剤は控えめにして、すすぎの回数を増やす
- 脱水したら、タオルを振ってパイルを立たせてから干す
- 乾燥機を使ったときは、乾いたらすぐに取り出す(乾かしすぎると風合いが落ちる)
マイクロファイバーのタオルは、商品ごとの取扱い表示を優先してください。
紹介したタオル
バスタオル卒業宣言(本多タオル)
私が自宅で約1年使っている、綿100%の小さめのタオルです(実測100g)。1枚で全身を余裕でふけて、1年使ってもへたっていません。詳しい使用記録は、バスタオル卒業宣言を1年使ったレビューにまとめています。
カラリポコ バスタオル(シービージャパン)
60×120cm・210gのマイクロファイバーのバスタオルです(メーカー公式)。表面がポコポコとした立体的な織り方になっていると、メーカーは説明しています。公式情報をもとに紹介します。
よくある質問
マイクロファイバーは、綿より何倍も水を吸うって本当?
カラリポコのメーカーは「吸水力は綿の5.7倍」と説明しています。ただし、比べる相手や測り方はメーカーごとに違い、綿のタオルにも「約5倍」と書かれている商品があります。数字だけで比べず、重さや使う場面で選ぶのがおすすめです。
パイル地のバスタオルは、部屋干しに向かない?
厚手で重いものは、乾くまで時間がかかりやすいと考えられます。部屋干しが多いなら、薄手のものや小さめのものを選ぶ方法があります。私が使っている綿の小さめのタオル(卒業宣言)は、家にあるほかのバスタオルよりはるかに早く乾いています。
マイクロファイバーのタオルに、柔軟剤は使える?
タオルメーカーの IKEUCHI ORGANIC は、柔軟剤は繊維をコーティングして吸水性が下がるおそれがあるとして、タオルには使わないことをすすめています。マイクロファイバーの商品は、それぞれの取扱い表示も確かめてください。
パイル地とマイクロファイバー、どっちが長持ちする?
同じ条件で比べたデータは、今回見つけられませんでした。私が使っている綿の卒業宣言は、約1年使ってもへたっていません。長持ちさせるには、柔軟剤を控えるなど、上のお手入れを続けることが大切だと考えています。
参考にした情報
- 株式会社シービージャパン 公式サイト「カラリポコ バスタオル」商品ページ(サイズ・重量・材質・吸水力の表記・ふき方の説明)
- ニトリネット(公式)「ベーシックな抗菌防臭 バスタオル(WS001 60x120)」「乾燥機対応 バスタオル(IW6)」商品ページ(サイズ・素材・重量)
- リージョネット三重「バスタオル卒業宣言(おぼろタオル製)」商品ページ(サイズ・素材・吸水力の表記)
- IKEUCHI ORGANIC「タオルを長持ちさせる洗い方・ケアについて」(柔軟剤・洗い方・干し方)
- 使用感・実測値: 運営者が自宅で約1年使用した記録(バスタオル卒業宣言)
更新日: 2026年10月8日(内容を全面的に見直し、マイクロファイバーのバスタオルの記事3本の内容をこの記事にまとめました)
