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オーガニックコットンのバスタオルを選ぶときは、「オーガニックの基準が書かれているか」「第三者の認証を受けているか」「素材・サイズ・洗濯表示が商品ページに載っているか」の3つを確かめると、迷いにくくなります。「オーガニック」という言葉だけでは、栽培や製造の基準まではわかりません。この記事では、公式サイトで確かめられた情報をもとに、選ぶときの確認ポイントを整理します。
この記事で紹介するブランドは、公式情報をもとに紹介します(最終更新: 2026年10月13日)。
オーガニックコットンのバスタオルは、普通のバスタオルと何が違う?
違いは、原料のコットンをどう育てたかにあります。オーガニックコットンは、農薬や化学肥料に頼らない栽培で育てた綿です。ただし、どんな基準で育てたものを「オーガニック」と呼ぶかは、ブランドや認証によって違います。
たとえば IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)は、公式サイトで自社のオーガニックコットンの基準を次の3つとしています。
- 3年以上、農薬や化学肥料を使わない有機栽培で育てられていること
- 遺伝子組換えの種子でないこと
- フェアトレードであること
また、畑から紡績工程までを審査対象とするEU基準にもとづき、スイスの認証機関 bio.inspecta の審査を受けて、オーガニック認証を取得しているとしています。これはあくまで同社の基準です。ほかのブランドが同じ基準とは限らないので、買う前に、そのブランドの基準を確かめることが大切です。
なお、オーガニックコットンだから肌トラブルが起きない、吸水性が必ず高い、とは言えません。肌に合うかどうかには個人差があり、吸水性は糸や織り方でも変わります。
オーガニックコットンのバスタオルを選ぶとき、何を確認すればいい?
商品ページで次の項目を見ると、選びやすくなります。
| 確認する項目 | 見るところ | ひとこと |
|---|---|---|
| オーガニックの基準 | ブランドの公式サイトや商品ページ | 栽培の年数や、遺伝子組換えでないことなどが書かれているか |
| 認証 | GOTSなどの認証名、認証機関の名前 | 認証の名前が書かれていると、あとから調べられる |
| 素材の表記 | 「綿100%」か、一部に別の素材を使っているか | オーガニックコットン100%か、一部だけかで意味が変わる |
| サイズ | 横×縦(cm) | 一般的なバスタオルは60×120cm。大きさの目安はバスタオルのサイズの記事を参照 |
| 洗濯表示 | 商品タグや商品ページ | 柔軟剤や乾燥機を使ってよいかは、商品ごとの表示に従う |
バスタオル全体の選び方(サイズ・重さ・素材)は、バスタオルの選び方の記事にまとめています。
GOTS認証とは?
GOTS(Global Organic Textile Standard)は、認証されたオーガニック繊維で作られた繊維製品を対象にした基準です。運営は非営利団体の Global Standards です。公式サイトによると、収穫後の繊維製品の流れ全体(加工、製造、包装、表示、流通)を対象にし、環境面と社会面の基準を定めています。
「GOTS認証」と書かれていても、認証の対象が商品全体なのか、一部の素材なのかは、商品ごとに確かめる必要があります。認証番号やラベルの表示が商品ページにあるかを見てください。
エコテックス®スタンダード100とは?オーガニックの認証とは別のもの?
エコテックス®スタンダード100は、繊維製品に有害な化学物質が含まれていないかを調べる認証です。公式サイトによると、糸から完成品まで、ボタンなどの付属品も含めて、1,000種類以上の有害物質の基準で試験します。オーガニックコットンを栽培したかどうかを認証するものではありません。公式サイトも、オーガニック綿の認証は別の規格(OEKO-TEX® ORGANIC COTTON)として載せています。
製品は、肌に触れる度合いで4つのクラスに分かれ、肌に触れる度合いが大きいほど基準が厳しくなります。
| クラス | 対象(公式サイトの例) |
|---|---|
| クラスⅠ | 乳幼児用(3歳以下)の製品 |
| クラスⅡ | 肌に直接触れる製品(寝具など) |
| クラスⅢ | 肌に直接触れない製品(ジャケットなど) |
| クラスⅣ | 装飾用の製品(カーテンなど) |
「エコテックス認証」と書かれていても、どのクラスかは商品ごとに違います。商品ページで、クラスと認証番号が書かれているかを確かめてください。なお、認証を持っているからといって、肌に合うかどうか、肌トラブルが起きないかまでは、保証されるものではありません。
公式情報で確かめられたブランドは?(IKEUCHI ORGANIC)
ここでは、公式サイトで情報を確かめられた IKEUCHI ORGANIC を紹介します。使った経験はありません。公式サイトの記載をもとにしています(2026年10月13日に確認)。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 商品 | オーガニック120 バスタオル |
| 素材 | 有機栽培綿(オーガニックコットン)100% |
| サイズ | 72×145cm(公式は「少し大きめに設計されたバスタオル」と説明) |
| カラー | ホワイト、アイボリー、ライトピンク、ミント、グレイ、ネイビーの全6色 |
| 糸・パイル | パイル糸は20番手の単糸、パイル倍率は5.4倍 |
| 電力 | 自社で使う電力を100%風力発電でまかなっていると説明。ただし自社で風車を持っているわけではなく、グリーン電力証明システムを2001年から利用している |
72×145cmは、一般的な60×120cmより大きいサイズです。浴室の収納や干す場所に余裕があるか、あわせて考えてください。
ほかに公式サイトで確かめられたブランドは?(益久染織研究所・ツバメタオル)
ここでは、公式サイトで情報を確かめられた2社を紹介します。どちらも使った経験はありません。公式サイトの記載をもとにしています(2026年10月13日に確認)。この2社のバスタオルは、サイズや素材の記載を公式サイトで確認できなかったため、商品の仕様は書いていません。買うときは、販売ページで素材とサイズを確かめてください。
| ブランド | 公式サイトで確かめられたこと |
|---|---|
| 益久染織研究所 | 中国・山東省の農村に綿花畑と工房がある。畑は「これまで一度も農薬や肥料を使ったことのない」大地と説明している。日本の和式紡績機「ガラ紡」で糸を紡ぎ、手紡ぎ・手織りの布や天然染料の製品を作っている。公式サイトで確認できた製品は、ガラ紡の和紡布(ふきん)や寝具などで、バスタオルは確認できなかった |
| ツバメタオル | 大阪・泉州で明治45年に創業したタオルメーカー。「できるだけ化学薬品に頼らず仕上げる一連の工程」を「有機精練」と名付けている(2008年に日経ものづくり大賞を受賞したと説明)。フェアトレードを前提としたインドの無農薬農場の支援や、厳選したコットンの活用をこだわりに挙げている |
益久染織研究所の「農薬や肥料を使ったことのない畑」は、公式サイトの説明です。何年間使っていないかは、公式サイトに書かれていませんでした。ツバメタオルの「有機精練」は、同社が付けた工程の名前で、オーガニックコットンを使っているかどうかとは別の話です。使っているコットンは、商品ごとに販売ページで確かめてください。
赤ちゃんや敏感肌の人が使うときの注意点は?
赤ちゃんや敏感肌の人は、素材の表示と認証を確かめたうえで選ぶと安心です。ただし、オーガニックコットンのバスタオルなら必ず安全、という言い方はできません。使い始めて赤みやかゆみが出たときは、使うのをやめて、医師に相談してください。
- 初めて使う前に、洗濯表示に従って1回洗う
- 染料や加工の有無は、商品ページで確かめる
- 赤ちゃん用のバスタオル全般の選び方は、赤ちゃん用バスタオルの記事も参考になります
オーガニックコットンのバスタオルは、どう洗えばいい?
洗い方は、商品の洗濯表示とメーカーの案内に従うのが基本です。柔軟剤や漂白剤、乾燥機の使用可否はブランドや商品で異なるので、ここでは一律に「使ってはいけない」「使ってよい」とは書きません。迷ったときは、買ったお店やメーカーに問い合わせてください。
よくある質問
オーガニックコットンと普通のコットンは何が違いますか?
原料の綿をどう育てたかが違います。オーガニックコットンは、農薬や化学肥料に頼らない栽培の綿です。基準の詳細はブランドや認証によって違うので、商品ページで確かめてください。
GOTS認証とは何ですか?
認証されたオーガニック繊維で作られた繊維製品の基準です。公式サイトによると、収穫後の加工から流通までを対象にし、環境面と社会面の基準を定めています。
エコテックス認証と、オーガニックの認証は同じですか?
同じではありません。エコテックス®スタンダード100は、製品に有害な化学物質が含まれていないかを調べる認証です。オーガニックコットンの栽培を認証するものではありません。
オーガニックコットンのバスタオルは、赤ちゃんに使えますか?
使っている人は多いですが、肌に合うかどうかには個人差があります。素材と洗濯表示を確かめ、赤みやかゆみが出たときは使うのをやめて、医師に相談してください。
オーガニックコットンのバスタオルは、柔軟剤を使ってもいいですか?
商品によって違います。商品の洗濯表示とメーカーの案内に従ってください。
参考にした情報
- IKEUCHI ORGANIC 公式サイト「オーガニックコットン」(https://www.ikeuchi.org/about-us/organiccotton/)
- IKEUCHI ORGANIC 公式サイト「サステナビリティ」(https://www.ikeuchi.org/about-us/sustanability/)
- IKEUCHI ORGANIC 公式サイト「オーガニック120 バスタオル」(https://www.ikeuchi.org/c/bath/gr20/og120-BT)
- Global Standards(GOTS) 公式サイト(https://global-standards.org/)
- 益久染織研究所 公式サイト(https://mashisa.jp/)
- 益久染織研究所 公式サイト「製品に仕上がるまで」(https://mashisa.jp/creation/)
- ツバメタオル 公式サイト「私たちについて」(https://tsubame-towel.com/about)
- ツバメタオル 公式サイト(https://tsubame-towel.com/)
- OEKO-TEX® 公式サイト「OEKO-TEX® STANDARD 100」(https://www.oeko-tex.com/en/our-standards/oeko-tex-standard-100)
- 環境省「エコテックス スタンダード100」(https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/a04_55.html)
最終更新日: 2026年10月13日
