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タオルの黄ばみは、花王によると、洗濯で落としきれなかった汗や皮脂が時間とともに酸化して起こると考えられています。黒ずみは、洗濯機への詰め込みすぎなどによる汚れの再付着や、柔軟仕上げ剤のたまりが原因のひとつとされています。どちらも、タオルの取扱い表示を確かめたうえで、酸素系漂白剤などでのつけ置きが基本の対処です。何度か試しても落ちないときは、替え時のサインと考えるのがよいと私は思います。
更新日: 2026年10月15日(新規公開)
※この記事の方法は、私が試した体験ではなく、花王の公式Q&Aなどの公式情報をもとに整理したものです。
タオルが黄ばむ・黒ずむのはなぜ?症状別に原因を整理
同じ「汚れ」でも、見た目によって原因と試す順番が変わります。花王の説明をもとに、症状別にまとめました。
| 症状 | 考えられる原因 | 試す順番 | 注意すること |
|---|---|---|---|
| 黄ばみ(全体や端が黄色っぽい) | 洗濯で落としきれなかった汗や皮脂が、時間とともに酸化した(花王) | 取扱い表示を確認、酸素系漂白剤につけ置き、洗濯 | 温度は洗濯表示の上限まで |
| 黒ずみ(全体が灰色っぽくくすむ) | 洗濯機の詰め込みすぎや洗剤量の不足による再汚染、柔軟仕上げ剤のたまり(花王) | 濃いめの洗剤液につけ置きして洗濯、落ちなければ繰り返す | 再汚染が原因なら、粉末の酸素系漂白剤のつけ置きも有効(花王) |
| 黒い点・部分的な黒 | 見た目だけでは原因を決めにくいと私は考えています | 黄ばみ・黒ずみと同じ手順を試す | 広がる、においが強い、繰り返す場合は替え時の目安 |
花王のQ&Aには、白いワイシャツの黄ばみや、白いタオルやTシャツの黒ずみについての説明があります。タオルも同じ考え方で対処できますが、使う前にタオルの取扱い表示を確認してください。
黄ばみはどう落とす?酸素系漂白剤のつけ置き手順
花王は、黄ばみの回復方法として、酸素系漂白剤のつけ置きを案内しています。手順は次のとおりです。
- タオルの取扱い表示と素材を確認し、使いたい製品が使えるか確かめる
- 水またはお湯に製品をよく溶かす(使用量は製品の表示に従う)
- 黄ばんだ部分が水面から出ないように浸す(時間も製品の表示に従う)
- つけ置きのあとは、製品の表示に従ってすすぎ、洗濯する
温度は、高いほど効果が出やすいとされています。ただし、洗濯表示の洗濯記号に書かれた上限温度を超えないようにします。たとえば数字の「40」なら、40℃のお湯まで使えます(花王)。
つけ置き以外のお手入れ(煮沸、アイロンなど)は、バスタオルの除菌方法でまとめています。
酸素系と塩素系の漂白剤は何が違う?
花王の説明では、次のような違いがあります。色柄のタオルに塩素系は使えないので、先にタオルの色と取扱い表示を確かめましょう。
| 種類 | 成分(花王) | 使える生地 | 色柄のタオル |
|---|---|---|---|
| 塩素系(例: ハイター) | 次亜塩素酸ナトリウム、漂白力が強く染料も落とす | 白無地のみ、綿・麻・ポリエステル・アクリル以外は使えない | 使えない |
| 酸素系(例: ワイドハイター) | 過酸化水素や過炭酸ナトリウム、染料は落とさない | 白も色柄も使える(取扱い表示を確認) | 使える |
塩素系と酸素系は、混ぜて使わないでください。花王は、塩素系漂白剤とワイドハイターを混ぜた液は使えず、保存せずに捨てるよう案内しています。混ぜた液を容器に密閉すると、気体で圧力がかかり、破裂するおそれがあるとも注意しています。ほかの洗剤や洗浄剤にも「まぜるな危険」などの表示があるものがあるので、必ず製品の表示に従ってください。
黒ずみ・黒い点はどうする?
花王は、白いタオルやTシャツが洗濯をくり返すうちに黒ずむ原因として、次の2つを挙げています。
- 洗濯機に衣類を入れすぎる、衣類の量や水量に対して洗剤が足りないことによる、汚れの再付着
- 柔軟仕上げ剤を多く使うことによる、衣類へのたまり
対処は、濃いめの洗剤液につけ置きしてから洗濯する方法です。一度で落ちないことがあるので、つけ置きを何度かくり返します。再汚染が原因で、酸素系漂白剤で洗えるタオルなら、粉末の酸素系漂白剤でのつけ置きも効果的とされています(花王)。
黒い点が部分的に出ている場合、見た目だけでは原因を決めにくいと私は考えています。まずは上と同じ手順を試し、それでも落ちない、広がる、においが強いといったときは、無理に使い続けず替え時と考えるのがよいと思います。
落ちないタオルはどうする?替え時の目安
つけ置きを何度かくり返しても落ちないときは、タオルの寿命が近いサインと考えられます。吸水が落ちた、においが取れない、ごわつくといった変化もあわせて見て、交換するか決めましょう。交換の目安は、バスタオルの寿命と交換時期で詳しく書いています。
肌をふくタオルとして使うのをやめたあとは、掃除用などに使う方法もあります。古いバスタオルのリサイクル術を参考にしてください。
黄ばみ・黒ずみを防ぐには?
花王が原因として挙げている点から考えると、次のような予防が考えられます(予防の方法は、原因をもとにした私の考えです)。
- 洗濯機にタオルを詰め込みすぎない(再汚染を防ぐため)
- 洗剤の量は、衣類の量や水量に合わせて、製品の表示どおりにする
- 柔軟仕上げ剤は、使いすぎない(たまりを防ぐため)
- 汗や皮脂が気になるときは、洗濯のときに酸素系漂白剤を併用する(花王は、洗濯用洗剤と一緒に洗濯機に入れる使い方を案内しています)
毎日の洗濯のコツは、バスタオルの洗濯のコツ、においが気になるときはバスタオルの臭い対処法も参考になります。
よくある質問
漂白剤が使えない表示のタオルは、どうすればいい?
取扱い表示に漂白剤が使えない記号がある場合は、表示に従って漂白剤は使わないでください。洗剤での洗濯とすすぎ、詰め込みすぎない、洗剤や柔軟剤の量を守るといった予防を続けるのがよいと思います。迷うときは、タオルのメーカーに問い合わせてください。
色柄のタオルに塩素系漂白剤は使える?
使えません。花王によると、塩素系は染料まで脱色してしまうことがあるため、白無地向けです。色柄のタオルには酸素系を使いますが、そのときも取扱い表示を確認してください。
柔軟剤は黒ずみと関係がある?
花王は、柔軟仕上げ剤を多く使うと衣類に残り、洗剤では落としきれない汚れがたまることを、黒ずみの原因のひとつに挙げています。使う量は製品の表示に従ってください。
漂白剤は洗濯のたびに使ったほうがいい?
花王は、洗濯用洗剤と一緒に、洗濯機の投入口などに入れて使う方法を案内しています。使う頻度や量は、製品の表示に従ってください。洗濯機によって入れる場所が違うので、洗濯機の取扱説明書も確かめましょう。
落ちなかったら、すぐ買い替えたほうがいい?
つけ置きを何度かくり返しても落ちないときが、替え時の目安です。肌ざわりや吸水の変化も合わせて見て、決めるのがよいと私は考えています。
参考にした情報
- 花王 製品Q&A「【衣類変色】白いワイシャツをしまっておいたら、エリに黄ばみが出て、洗濯しても落ちないのですが?」(黄ばみの原因、酸素系漂白剤のつけ置き、温度)
- 花王 製品Q&A「【衣類変色】洗たくをくりかえすうちに、白いタオルやTシャツが黒ずんできたのですが?」(黒ずみの原因、つけ置き)
- 花王 製品Q&A「【相違点】塩素系漂白剤「ハイター」と酸素系漂白剤「ワイドハイター」シリーズの違いは何?」(成分、使える生地、色柄物)
- 花王 製品Q&A「塩素系の漂白剤と「ワイドハイター」シリーズが混ざると塩素ガスが出て危険なの?」(混ぜた液の扱い)
- 花王 製品Q&A「「ワイドハイター」シリーズなどの漂白剤はどうして必要なの?基本的な使い方は?」(洗濯機での使い方)
更新日: 2026年10月15日(新規公開)