コロナウイルスによる株価下落が止まらない!?【現時点での対応方法について説明します】
この記事では以前コロナウイルスによる株価下落に関して以下の記事でどう行動するか?紹介させてもらいましたが、現時点での状況と改めてどういう対応をするべきか紹介したいと思います。
現在の株価は?
現在の日経平均は約19,000円台、NYダウは22,000円台とそれぞれ最も株価が落ちた状態からは若干持ち直しているもののピーク時からまだ約20%程度下落している状態です。
またコロナウイルスの影響が落ち着く状態ではなく現在も拡大を続けているためこれ以上の株価の下落も大いに考えられます。
そういった状況でどういった行動を行えばよいか紹介したいと思います。
暴落相場で行うべき行動
この記事はあくまでも分散された長期投資を行っている人向けになります。
デイトレーダーのような短期集中投資の方向けではないのでご注意ください。
このような相場で守るべきことは長期的視点を見失わないこと、投資のコントロールが可能な部分でどうコントロールするか考えるという点になります。
長期的視点を見失わないというのは、毎日、10%、15%動くような今の相場ではなく長い目で見て投資先の成長を信じることが出来るか、今の下落相場を乗り越えられると思うのであれば慌てる必要はないです。
また、投資のコントロールが可能な部分というのは分散、コスト、バランスの3つです。
この3つに関しては現時点で再検討を行ってもよい可能性があります。
想定通りの分散効果を得ているか、自分のリスク許容度に合っているか、現在のコストと投資成績は納得のいく水準かどうかの3点に関して改めて確認を行い、問題が無いようであれば過剰に心配する必要はないと思います。
この2つを守っていければ長期分散投資においては問題ないです。ただ、この2つを守るのって結構難しくて今まではずっと右肩上がりで相場が動いていたので簡単だったのですが、今回のコロナウイルスによる影響で相場は乱高下するような状態となりました。
このような状態で利益を追い求めようとするとほぼほぼ間違いなく失敗します。
行うことはあくまでも長期的視点を見失わないこと、投資のコントロールが可能な部分でどうコントロールするかの2点です。
具体的には以下の点をまず確認すると良いと思います。
- 自分の保有している資産は全体としてどうなっているか?
- 生活を守る資金は十分にあるか?
- 長い目で見たときに今後どうなっていくと考えられるか?
- 投資余力はどのくらいあるのか?
これの4点を確認した上で、長期的視点ということを肝に銘じて投資コントロールが可能な部分を見ていきます。
自分はインデックス投資と外国高配当株投資を行っていますが、インデックス投資に関してはそのまま特にいじる必要はなく定期的に購入しており、外国高配当株に関しては若干買い増しをしました。
このように自分が今まで行ってきた投資ルールに沿って今まで通りの投資を行っています。
上記で上げた4点に問題が無いようであれば今まで通りの投資を進めていけばよいと思います。
そしても最も重要なのがこのような暴落相場であっても自分のルール通りの生活を続けていくことです。
もし、自分のルールに沿って生活が出来ないようであれば、投資のリスク許容度が大きかったり、しっかりと分散投資が出来ていなかったりと何かしらの点でひずみが出ていると考えられますので見直す必要があります。
口座残高を眺めていても資産が増えるわけではないので、自分でコントロールできるところに集中して今まで通りの日常生活を送るのがベストです。
まとめ
暴落相場で資産が減り続けていて焦るとは思いますが、いったん落ち着いて自分がやっている投資の目的は何なのか改めて見直してください。
しっかりと目的を見失うことが無ければこの相場も乗り切れると思います。
是非、お互いに頑張っていきましょうー!