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競馬の税金について【競馬にかかる税金について紹介します】

競馬の税金について【競馬にかかる税金について紹介します】

この記事では、競馬にかかる税金について紹介したいと思います。

競馬で儲けたお金には税金がかかる?

競馬をやっていると何となく耳にすると思いますが、競馬で儲けたお金には税金がかかります。

しかし、具体的にどのくらい利益が出たら税金を払わなければならないのか?どの程度の税金がかかるのか?理解している人は少ないと思います。

税金面を理解せずに支払わずにいた場合、最悪、追徴課税という罰則で儲けた金額全てを税金で取られてしまう可能性があります。

なので競馬で発生する税金に関してしっかりと理解をすることが大切になります。

競馬で儲けたお金は何所得?

世の中には色々な所得があります。サラリーマンが働いて得ることが出来る給与所得、不動産などで得る不動産所得、事業で得ることが出来る事業所得など種類がたくさんあるんですね。

その中で競馬で儲けたお金は一時所得として扱われます。

これは税金を計算するうえで重要なことなので覚えておいてください。

税金の計算方法は?

では、実際に一時所得はどのような税金の計算方法になるかというと以下になります。

(収入ー経費ー50万円)÷2×数%(収入によって変わる)=税金対象金額

これが計算式になっていて、ここでいう収入は獲得した金額で経費は馬券の購入代金になります。

実際の競馬でかかる税金の計算方法は?

まず、経費となる馬券は当たり馬券のみとなります。

例えば3連単を1,000円分、馬連を1万円を購入して馬連はハズレ、3連単で100万円を的中させた場合、経費と認められるのは3連単の1,000円のみとなります。

さらに課税対象となる獲得金額は1年間の金額になります。

例えば4月で70万円、10月で120万円を獲得した場合は190万円が対象となります。

また、競馬は一時所得扱いとなるので特別控除の50万円を差し引くことが可能です。

なので、もし1年間通して50万円を超える払い戻しを受け取っていなければ税金がかかることはありません。

競馬にかかる税金の恐ろしさ

上で記載した中で既にお気づきの方もいるかもしれませんが、競馬の税金は当たり馬券にしか考慮されていないのです。

なので例えばですが、1年間通して競馬の収支が以下だったとします。

  • 馬券のトータル購入費用(はずれ馬券を含む):200万円
  • 当たり馬券の購入費用:20万円
  • 払い戻し金額:180万円

この収支の場合、年間で20万円の損失が出ています。

しかし、税金は当たり馬券でのみ計算されるので以下の計算方法で税金を計算します。

[(180万円(払い戻し金額)ー20万円(当たり馬券の購入金額)ー50万円(特別控除))÷2]=55万円

結果、55万円が課税対象となり、ここに本人の収入合わせた数%を掛け算した金額を支払う必要が出てくるのです。

1年間のトータルで20万円負けているにもかかわらずさらに税金を取られるという意味の分からない状況になります。

なんだこれ?ってなりますよね?もし、損しているのに税金も払わなければならないとなった場合、誰も競馬なんてやらなくなります。

そういう意味で競馬の税金はグレーな部分が多いです。

実際に脱税はバレるのか?

これに関してはある程度の金額を超えない限りほぼ税務署から通知は来ないです。

ただし、1,000万円を超える払い戻しが発生した場合、徴税を強化すると発表がありました。

また、税務署は皆さんの銀行口座をしっかりと監視しているので口座に高額な振り込みが発生した場合、調査される可能性があります。

なので本当に高額配当が入った場合は税金が取られても良いように税金分は除いておいた方が安全です。

また、もし競馬場で馬券が購入出来るようになった場合は競馬場で馬券を購入するのが良いでしょう。

インターネット投票では履歴を追えて高額配当がバレますが、競馬場での馬券購入は誰がいくら購入していくら儲かったかなどは判断できません。

なので、馬券購入での高額払い戻しはバレる可能性は低いです。

まとめ

競馬の税金に関する紹介をしましたが、取り締まりを厳しくしてしまうと競馬をやる人はいなくなってしまうという点から実際のところグレーな部分が多いです。

それでも、もし税金を払わなければならないくらいの金額を儲けた場合には税金を払えるよう税金分のお金は残しておくのがベストだと思います。

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