一口馬主を始めるのに出資馬の厩舎は重要?【厩舎選びは重要なファクター】
出資する馬を決めるポイントに関して以下の記事でご紹介いたしました。
もちろん馬の血統、馬体などは出資馬を決める上で最重要な点になります。ただ、それ以外の要素として出資馬の厩舎先は重要なファクターです。
厩舎によっては自分の馬が出走をした後、ケガもしていないのに半年放牧、その後、一回走ってまた放牧なんてこともあったりします…。
厩舎の成績
では2019年度の厩舎成績を見てみましょう。
厩舎(調教師名) | 勝利数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 活躍馬 |
---|---|---|---|---|---|
安田隆行 | 62 | .177 | .311 | .405 | ダノンスマッシュ |
矢作芳人 | 54 | .103 | .198 | .279 | リスグラシュー |
堀宣行 | 54 | .223 | .326 | .417 | サリオス |
藤沢和雄 | 44 | .166 | .325 | .422 | レイデオロ |
池江泰寿 | 45 | .149 | .275 | .387 | アルアイン |
国枝栄 | 44 | .155 | .283 | .367 | アーモンドアイ |
音無秀孝 | 43 | .117 | .198 | .315 | インディチャンプ |
松永幹夫 | 42 | .143 | .235 | .345 | ラッキーライラック |
西村真幸 | 41 | .141 | .266 | .345 | タイセイビジョン |
2019年度の勝利数リーディングはダノンスマッシュなどを管理する安田厩舎でした。連対率も.311と約3回に1回は連対を達成している状況でした。2016年度、2017年度は12位、14位でしたが、2018年度は6位でついに2019年度はリーディングを取る厩舎となりました。ここまでの勝利数をあげたのはロードカナロア産駒の活躍があったからだと思います。
安田厩舎のロードカナロア産駒の勝率は何と29.1%と非常に高い勝率を誇っております。
このような情報から例えばロードカナロア産駒の馬で厩舎が安田厩舎だとした場合、出資を検討しても良い馬かもしれません。
名門厩舎だから大丈夫というわけではない
名門厩舎の場合、名門と言われるだけあって多数の活躍馬を輩出しております。そのような厩舎に育成されるので出資馬が活躍される可能性も上がるかもしれません。ただ、そのような厩舎は管理する馬も多数いるため、厩舎内で素質がないと判断されてしまうと、なかなかレースにすら出走させてもらえません。
そうなってしまうと本当に悲惨で1回しか出走していないのに引退などになってしまうこともあります。
このようなことから名門厩舎だからと安易に選ぶというのは避けておいたほうがよいでしょう。
おすすめの厩舎は?
では、おすすめの厩舎はどこになるのでしょうか?
個人的に出資している厩舎でおすすめだと思っているのは藤原英昭厩舎に関しては、管理馬を大事に扱ってくれて、未勝利馬で終わっても可能性があると判断してすぐに引退させず1勝クラスで走らせてくれたりなど良くしてくれたと思っています。
まとめ
出資馬を検討する上で預かる厩舎も大事な要素になります。厩舎に関してはどのような特徴があるか調べたりして、実際に出資した際に自分に合った厩舎を選択することが良いと思います。
ぜひ、自分に合った厩舎を見つけてみてくださいー。