一口馬主の東京サラブレッドクラブとは?【東京サラブレッドクラブの特徴】
この記事では、僕自身が入会している一口馬主クラブである東京サラブレッドクラブに関してメリット、デメリットなどを紹介したいと思います。
東京サラブレッドクラブとは?
東京サラブレッドクラブとは400口クラブでノーザンファーム、社台ファームの生産馬を多く買い付けていますが、他にも坂東牧場、下河辺牧場など多くの牧場と提携しています。
また、東京サラブレッドクラブは冠名に牡馬であれば「レッド」、牝馬であれば「ルージュ」がつきます。
※「ルージュ」は2019年度募集馬から。
有名なクラブ馬は既に引退しているものの、レッドキングダム、レッドリヴェール、レッドディザイア、レッドファルクスはGⅠを勝利しています。
東京サラブレッドクラブのメリットは?
東京サラブレッドクラブのメリットは以下だと思います。
- 比較的希望の馬に出資しやすい
- 一頭辺り400口
- マニアックな血統に出資できる
- 母馬優先制度がある
比較的希望の馬に出資しやすい
東京サラブレッドクラブの場合、キャロットクラブ、シルクホースクラブ、サンデーレーシングに比べたら会員数が多々いる訳ではないので、比較的自分の希望馬に出資できる可能性があります。
1回の優先権をどの馬に使うかによっても異なりますが、上手く募集馬を見定めれば安定して複数馬に出資することが出来ます。
1頭辺り400口
東京サラブレッドは1頭辺り400口なので500口クラブに比べて1口辺りの分配金は高くなり、40口クラブに比べてリスクは低いというちょうど良い口数割り当てになっています。
マニアックな血統に出資できる
主にノーザンファーム生産馬とはなりますが、それ以外にも多彩な牧場と提携しているため、他のクラブでは募集馬として出てこないような血統の馬に出資出来たりもします。
母馬優先制度がある
東京サラブレッドクラブでは母馬優先制度があります。これは母馬に出資していた場合、その子供に優先的に出資することが出来る権利です。
この制度はキャロットクラブなどでも取り入れられている制度で非常に良い制度だと思います。
どうしても牝馬はクラブで現役期間が限られているので、牡馬の方が人気になってしまいがちですが、母馬制度があれば牝馬に出資を行い、活躍することでその後の子供にも出資できる可能性が高くなるという長い期間で一口馬主を楽しむことが出来ます。
東京サラブレッドクラブのデメリットは?
- 募集馬の質としてハズレの可能性がそこそこある
- クラブパーティーなどの交流会はない
- 牡馬のディープ血統に活躍馬がいない
- 東京サラブレッドの看板エリモピクシーがいなくなってしまった
募集馬の質としてハズレの可能性がそこそこある
様々な牧場からの生産馬を取り扱っているため、当たりの募集馬とはずれの募集馬の差が激しいです。
勝ち上がり率は現5歳世代と現4歳世代は約50%程度ありますが、現3歳世代は27%程度となっています。キャロット、シルクに関して言うと現5歳世代と現4歳世代は約60%で現3歳世代は40%程度の勝ち上がり率となっているので若干劣っている成績になります。
なので、有名どころのクラブと比べる若干勝ち上がりがシビアになる点は注意が必要です。
クラブパーティーなどの交流会はない
キャロットクラブやシルクホースクラブにはあるクラブパーティーは東京サラブレッドクラブには存在しません。
クラブの成績に伴う収益や会員数などを考えると、どうしても大手のクラブしか出来ないイベントだとは思いますので、その分出資者に還元してもらえればと思います。
※以前はあった一括購入で割引がある制度がなくなったりと財政もあまり良くはないのかなという印象があります。
牡馬のディープ血統に活躍馬がいない
牡馬のディープ血統で活躍馬がいないという点もあまり良い点ではないかなと思います。
牝馬であれば活躍馬が多々いるのですが、牡馬になるとどうも存在していないため牡馬のディープ産駒に出資する場合は注意が必要です。
東京サラブレッドの看板エリモピクシーがいなくなってしまった
東京サラブレッドクラブと言えばエリモピクシーというくらい活躍する子供を輩出していたエリモピクシーですが、2017年に亡くなってしまったため看板となる繁殖牝馬がいなくなってしまいました。
ここは子供であるレッドアヴァンセやレッドオルガなどが良い子供を産んでくれることに期待したいです。
まとめ
東京サラブレッドクラブに関する自分なりのメリット、デメリットを紹介しました。
自分が出資している出資馬はいまだに1勝もできていないですが、もう少し様子を見て今後の募集馬によっては会員を継続するかどうか判断していきたいと思います。
もし、一口馬主を始めようとしている方は参考にしてもらえればと思いますー。