【シルクホースクラブ】2020年度 募集馬価格のレビュー!
この記事ではシルクホースクラブの募集馬価格が発表されたので、個人的なレビューしていきたいと思います!
最高価格の募集馬は?
まず、今年度の最高価格の募集馬はイルーシヴウェーヴの19とキューティゴールドの19で1億2,000万円(一口24万円)となりました!
昨年はモシーンの18が1億5,000万円だったので、それよりは安くなっているものの高いですねー。
ちなみにキューティゴールドの19は愛馬セントオブゴールドの弟にあたる馬でセントオブゴールドは1億円だったため、それよりも高い金額の募集になっています。
イルーシヴウェーヴは子供に目立った活躍馬はいないものの、血統背景からやはりこのくらいの価格ですね。
募集価格の平均は?
全75頭の募集馬で一口辺りの募集価格平均は約65,000円となりました。
これが高いのか安いのかと言われると何とも言えないですが、大体1頭3,200万円程度なので、平均で考えると高くはない方かなと思います。
種牡馬別平均募集価格
ここからは種牡馬別の平均価格を見てみたいと思います。
※複数頭募集されている種牡馬のみです。
ディープインパクト
- 募集馬数:5頭
- 平均募集価格:9,600万円
- 平均一口価格:192,000円
やはりディープインパクト産駒という価格ですね…。平均でほぼ1億円ですから手を出すべきかしっかりと考える必要があると思います。
それでもディープインパクト産駒も残り少ないので、気に入った馬がいれば出資をしても良いと思います。
エピファネイア
- 募集馬数:4頭
- 平均募集価格:2,250万円
- 平均一口価格:44,500円
デアリングタクトを輩出したことで一躍種牡馬としての価値が高まっていると思われるエピファネイア産駒ですが、平均募集価格としては約45,000円と比較的安価な値段になっています。
これから活躍馬などが多数輩出されると募集価格は上がっていくかもしれませんね。
キズナ
- 募集馬数:2頭
- 平均募集価格:3,150万円
- 平均一口価格:63,000円
キズナ産駒も重賞勝ち馬を輩出し、今年の新馬もキズナ産駒が勝利を収めているなど、非常に産駒としては成功している部類だと思います。
ただ、今年の募集は2頭のみなので、しっかりと血統・馬格を見極めて出資するか検討した方が良さそうですね。
キタサンブラック
- 募集馬数:5頭
- 平均募集価格:3,300万円
- 平均一口価格:66,000円
新種牡馬のキタサンブラックは5頭の募集があります。
また、特徴的なのが多くの有名繁殖牝馬を付けているというところで、種牡馬として期待されているのかなと感じられました。
それでも平均募集価格は70,000円程度なので、もし種牡馬として成功すると今後この価格で出資することは出来なくなりそうですね。
キンシャサノキセキ
- 募集馬数:3頭
- 平均募集価格:2,350万円
- 平均一口価格:47,000円
キンシャサノキセキ産駒が3頭募集されています。
キンシャサノキセキ産駒でGⅠ勝ち馬は出ていないですが、最近ではニュージーランドTを勝ったルフトシュトロームや皐月賞3着のガロアクリークなど、重賞勝ち馬は出ています。
募集価格も安価なので面白い血統・馬格の募集馬がいれば案外当たりを引けるかもしれませんね。
ジャスタウェイ
- 募集馬数:4頭
- 平均募集価格:2,400万円
- 平均一口価格:48,000円
ヴェロックスやロードマイウェイなど重賞勝ち馬はいるので、そこまでひどい種牡馬ではないですが、ハーツクライ産駒が存在している現状なので、個人的にはまだ積極的に狙いたい種牡馬ではないですね。
それでも価格は安いのでコスパの良い産駒だと思いますー。
ドゥラメンテ
- 募集馬数:5頭
- 平均募集価格:2,840万円
- 平均一口価格:56,800円
種牡馬として2年目のドゥラメンテ産駒です。
現状、新馬では1頭のみ勝ち上がりとあまり良い成績ではないですが、これから期待値の高い産駒が出てくるので、その子たちの走り次第で出資も検討していいと思います。
僕自身が出資しているドゥラモンドも7月デビューなので楽しみです。
ドレフォン
- 募集馬数:4頭
- 平均募集価格:1,875万円
- 平均一口価格:37,500円
新種牡馬のドレフォン産駒です。アメリカで活躍したドレフォンは引退後に社台ファームで買い取られて日本の種牡馬になりました。
アメリカの短距離ダートで功績を残しているので、産駒もダート馬中心になりそうですね。
この初年度産駒の馬が走るとなると、今後は人気が上がり価格も上がっていきそうです。
ハーツクライ
- 募集馬数:5頭
- 平均募集価格:3,900万円
- 平均一口価格:78,000円
安定した産駒を輩出するハーツクライです。募集価格も毎年同じような価格になるのでこれは血統・馬格で出資検討をするべき種牡馬の一つですね。
今年、出資をするか自分も検討しています。
ハービンジャー
- 募集馬数:2頭
- 平均募集価格:3,250万円
- 平均一口価格:65,000円
ハービンジャー産駒にしては高くないか?と思われるかもしれませんが、2頭のうち1頭はブラストワンピースの全妹なので仕方ないです。
出資するかどうかは馬格次第ですかねー。
ミッキーアイル
- 募集馬数:5頭
- 平均募集価格:1,840万円
- 平均一口価格:36,800円
ミッキーアイル産駒も2年目となります。
まだ、出走頭数も少ないので新馬勝ちの馬はいないですが、これからの活躍次第で人気になる可能性がある産駒だと思います。
ミッキーアイル自身が芝1,200~1,600mを主戦としていたので、産駒もこの辺りでいくのかなと思います。
母馬の傾向も併せて血統から短距離~マイル路線の鬼になるような馬を攻めて良ければ面白そうです。
モーリス
- 募集馬数:7頭
- 平均募集価格:2,700万円
- 平均一口価格:54,000円
現2歳馬では相当評価の高かったモーリス産駒です。
今年もその影響からか最多の7頭が募集馬となっています。
ただ、有名繁殖牝馬を数多く付けたモーリス産駒がデビューしていますが、キレがあるような走りが出来ていないので、やはりモーリス自身同様に古馬になってから本格化するのではないかと思ってしまうレースが多いですね。
そうなるとクラシックを視野に入れている出資者はちょっと手が出しずらいかもしれません。
それでもまだまだこれからの産駒なので期待値は変わらないと思います。
ルーラーシップ
- 募集馬数:4頭
- 平均募集価格:2,625万円
- 平均一口価格:52,500円
こちらも安定したルーラーシップ産駒です。
価格帯もそこまで高くなく、活躍馬もいる産駒なので比較的出資しやすいと思います。
個人的にルーラーシップ産駒は出資していないので、今回出資するか検討はしたいと思います。
ロードカナロア
- 募集馬数:6頭
- 平均募集価格:4,850万円
- 平均一口価格:97,000円
最後はロードカナロア産駒です。
モーリス産駒の次に募集馬が多い産駒になります。
値段をみるとわかると思いますが、ロードカナロア産駒は高くなりました…。
しかも6頭中5頭は牝馬ですから、ほとんど牝馬で平均の一口価格が約100,000円はなかなかの金額です。
ただ、母馬がどれも優秀な繁殖牝馬なので仕方ない部分もありますし、個人的には出資したいと考えています。
まとめ
シルクホースクラブの2020年度募集馬に関する価格をまとめてみたよー。
今年は色々なラインナップの種牡馬がいるので、そこそこ面白いなとは思う!
けど、結局人気する馬は決まっているので、あとは馬体を観てどの馬に抽優権を使うか考えることが必要だね!
実際に僕が購入して参考にしているおすすめの馬体に関する書籍は以下の記事で紹介していますー。
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- ディープインパクト産駒は相変わらず高額
- 最高額は1億2,000万円(一口辺り24万円)
- 種牡馬の種類が豊富
- ロードカナロア産駒の価格が高騰
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